訪問リハビリテーション

当クリニックの訪問リハビリテーションについて

患者さんのお気持ちを
大切にしたリハビリテーションを
心掛けております

訪問診療同様、通院が困難な方のご自宅へ理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がお伺いして、機能維持・回復に向けたリハビリテーションを提供します。
身体の各部位における機能回復訓練や歩行訓練、食事動作など、日常生活につながるリハビリを住み慣れた環境の中で行うことで、より良い生活を送って頂くための支援サービスが訪問リハビリテーションです。
通常の通所リハビリテーションと違って、1対1でのリハビリを受ける事ができます。

退院後、以前のような生活を送って頂くためには、期間を空けずにリハビリを開始することがとても重要です。ご自宅で健康にお過ごし頂くために、患者さんの気持ちを大切にしたリハビリを心掛けております。
早期退院となり、ご自宅での生活がまだ不安という場合、訪問リハビリテーションの介入で自信がつくまでリハビリテーションを継続することが可能です。

対象者

  • 介護保険で、要支援・要介護に認定された方
  • 主治医(かかりつけ医)が必要と認めた方

訪問リハビリテーションの訪問エリア

大田区全域、品川区一部地域、川崎区一部地域
移動手段はバイクか自転車で訪問しております。

訪問リハビリの対象エリア

訪問日及び訪問時間

月曜日~金曜日の10時00分から17時00分まで
[土・日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)はお休みです]
※以上の範囲内で、主治医のリハビリテーションに関する指示と居宅サービス計画に基づいて、訪問日、訪問時間及び訪問回数を相談の上、決定させて頂きます。
※1回の訪問時間は、20分~60分です。
注)訪問リハビリテーションを継続して行うには最長で3箇月に1回、医師の診察が必要です。

訪問リハビリテーションの主なサービス内容

理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が自宅までお伺いします。主治医の指示と居宅サービス計画に基づき、利用者さんや家族の方のご希望を一番に考え、プライバシーを尊重しながら訪問リハビリテーションサービスを提供します。

理学療法士、作業療法士 担当

主なサービス内容は、次のとおりです。

1.日常生活動作の練習(歩行・食事・トイレ・入浴・外出など)
退院後の環境や生活場面に応じた動きができるように練習します。

寝返りや起き上がり等のベッド上での訓練、坐位・立位等姿勢保持のための訓練、歩行訓練、着替えや食事、トイレでの動作等の指導や訓練等

2.家事動作の練習(調理・洗濯・掃除など)
実際に利用している場所で、安全に効率よく動けるよう練習します。
3.基礎的な運動機能の改善・維持(筋力トレーニングやストレッチ)
体の関節を動かすことで動きを改善させ、関節が固まってしまうことを予防します。また、負荷をかけるなどの方法で、筋力の維持・増強を促します。関節可動域訓練・関節拘縮の予防、筋力の維持・増強、腕や足の訓練等
4.自主トレーニングの指導とアドバイス
家庭で行う自主トレーニングメニューを作成・指導します。
5.住宅改修・装具作成等のアドバイス
段差や階段、トイレやお風呂での動作が安全に行えるよう、段差解消や手すりの設置などを助言・指導します。

浴室やトイレ、玄関等の家屋改造の相談・助言、福祉用具説明等

6.家族の方へ介護方法のアドバイス
介護を行うご家族が、お互いに負担が少なく安全に介助が行えるように、指導します。

家族に対する介助方法の助言・指導、必要な介護用品の助言等

上記提供内容については、全て利用者さん、ご家族のご希望等をお聞きしながら住み慣れた家の屋内や屋外等で行います。この他、生活する上でのさまざまな困難に対する訓練や住居の一部改造を含めたアドバイスも行っています。

言語聴覚士 担当

言語障害(言葉が出ない、ろれつが回らないなど)の方を対象にリハビリテーションサービスを提供します。

1.日常コミュニケーションを改善させる訓練・コミュニケーション方法の指導
発声練習、口や舌、アゴなど発音に必要な部位の運動、「ゆっくり話す」など聞き取りやすい話し方の工夫などを提案・指導します。その他、話し相手となる方への指導や、絵や字を指差しで伝えるなどの話し言葉以外の残された力を使って、コミュニケーションを行う練習をします。
2.飲み込みを改善させる訓練
食べ物を使った飲み込みの練習や、食べ物を使わない飲み込みの練習、噛む力をつける練習をします。また、スポンジブラシなどを使った口の掃除などご本人にあった方法の提案とその実施のための家族指導などを行います。
3.食事内容や介助方法の指導
安全な食事の姿勢、食事形態、嚥下食の作り方、食事介助方法の指導、食具の検討など、安全な食事環境を検討します。


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